口腔外科

口腔外科とは

口腔外科とは口腔外科は、歯を含む口腔、顎、顔面、および周辺部位に発生する疾患を扱う診療科です。歯や顎骨に由来するものから悪性腫瘍まで、さまざまな疾患が存在します。病名の数は300以上に及び、埋伏歯、顎顔面外傷、顎変形症、歯周病、嚢胞や腫瘍、唾液腺疾患、顎関節疾患、口腔粘膜疾患、神経障害、味覚異常などがあります。食事や話し方に支障をきたす機能的障害に加え、見た目にも影響を与えるため、生活に支障をきたすケースも少なくありません。治療によって口腔・顎・顔面の形態や機能を回復させることができます。

口腔外科専門医による痛みの少ない親知らずの抜歯

当院には日本口腔外科学会の認定医が在籍しており、親知らず抜歯における実績・経験が豊富にございます。難しい症例でも痛みをなるべく少なく短時間で抜歯することができます。下顎の親知らずのように、神経や太い血管に触れない精密な治療が求められる症例にも対応できる可能性が高いですのでお気軽にご相談ください。

痛みと術後の腫れを可能な限り抑えることができます!

当院は、拡大鏡を使用して患部を見えやすくした状態で丁寧に処置しております。横向きに生えている歯や埋伏している歯の抜歯も可能です。熟練した歯科医師による親知らずの抜歯は、より短時間で処置が完了し、腫れや痛みが少なく予後も良好なケースが多いため、抜歯後の生活を懸念されている方も一度ご相談ください。

歯科用CTで正確な診断の元、負担が少ない親知らずの抜歯

当院では、治療前にCT撮影を行い、親知らずの位置を正確に把握したうえで安全性を高めております。上下顎の親知らずの抜歯では、副鼻腔や下歯槽神経との位置関係を術前に把握し、神経麻痺やその他の合併症のリスクをなるべく下げることが求められます。当院では、ほぼ全てのケースで1本あたり30分以内に処置を完了しております。

親知らずについて

親知らずについて親知らずは、前歯から8番目に位置する歯で、上下左右の一番奥に生えてくる歯です。15歳から20歳前後に生え始めるため、生えるためのスペースが不足していることで、ななめに生えたり、半分埋まった状態で生えたりすることが多くみられます。現代の日本人は顎が小さいため、正しい位置に生えないことが多く、また埋伏歯という歯が骨や歯肉の中に埋まったままで萌出しない場合もあります。歯並びに悪影響を与えたり炎症・化膿を引き起こしたりすることもあるため、早めの抜歯が重要です。

親知らずを抜いた方がいい・抜かなくてもいいケース

抜いた方がいいケース 抜かなくてもいいケース
  • 痛みや腫れがある
  • 食べ物が挟まりやすい
  • むし歯がある
  • 斜めに生えている
  • 上下の歯が正しく噛み合っている
  • 将来的に土台として使用できる可能性がある

不正な生え方をしている親知らずはトラブルを引き起こすケースが多いため、抜歯したほうがよいでしょう。一方で、上下の親知らずが噛み合っている場合は正しく機能している限り、抜歯する必要はありません。

顎関節症

顎関節症は、顎関節にトラブルが起こることでお口が開けにくくなったり、痛みや異音が生じたりする病気です。顎関節トラブルは頭痛や首、肩のこり、めまいや難聴を引き起こすことがあるため、生活に支障をきたすケースが少なくありません。気づいたときには重症になっている場合もあるため、少しでも違和感がある場合はお早めにご相談ください。

顎関節症

歯ぎしり・食いしばりをしていませんか?

歯ぎしり・食いしばりをしていませんか?上下の歯は、食べ物の咀嚼や嚥下の際に一時的に触れるだけであり、1日で接触するのは20分以下です。しかし、何かをしているときや考え事をしているときなどに無意識に上下の歯を接触させる場合があります。これをTooth Contacting Habit (TCH)といい、長時間続くと筋肉が疲労し、関節への血の巡りが悪くなって痛みを感じやすくなります。歯ぎしり・食いしばりも引き起こしやすくなり、歯や顎関節のトラブルにつながるため早期に改善することが大切です。

治療方法

治療方法顎関節症の治療では、歯にフィットするマウスピース装置を使用し、顎の筋肉の痛みや緊張を緩和させます。マウスピースは、歯ぎしりやかみしめ癖の改善にも役立つ優れた装置です。薄いプラスチック製のマウスピースを上下いずれかの歯に被せて、噛み合わせが均等になるように調整することで顎関節への負担を軽減できます。

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